集い・憩いの庭(鎌田邸)No2
塗装工事がほぼ終了し、隣接地にある3階建のアパートメントに通じる延路を既存の材料を使って施工しました。
今回の一番のポイントは、母屋と離れの住宅を一体化し連続した軒内空間グレーゾーンのデザインです。
かつて日本の住まいの中には、広縁や縁側の設いがあり、周辺の軒下では風雨や日差しを防いだり、気軽な会話が弾む場所でありました。内(建物)から外(庭)へ出向く重要な接点であり、又庭から建物に入る動線や視線の設いが仕掛け(沓脱ぎ石等)られたデザインが隠されています。
現在建築外構関係の素材感は随分変わり、外回りのアルミサッシ関係が充実し始めると本来我々が身につけている日本人の繊細な感性、か細く優美な姿が失われ、情緒面が孤立しています。
そんな事を思いながら、コスト面を考慮しプランニングをいたしました。
これから連続した軒内空間を使って演奏する場になる事も可能であり、新しい人との交流や出会いの場として生まれ変わる庭になる事を切に願っています。

塗装施工中

既存の材料と三和土の延段の景

延段の景

園路、飛石、軒内の間合い

居間付近より全景

園路と蹲踞付近の景

園路深草砂利仕上げ後地被植栽中

〃

軒内石貼及三和土仕上げ

軒内の連続性を見る 園路、前石、飛石、沓脱石の間合い

居間より全景を望む

軒内越しの石組の全景

近景の石組

側面の延路の景

テーブルとベンチの景

南側より木戸口の景
今回の一番のポイントは、母屋と離れの住宅を一体化し連続した軒内空間グレーゾーンのデザインです。
かつて日本の住まいの中には、広縁や縁側の設いがあり、周辺の軒下では風雨や日差しを防いだり、気軽な会話が弾む場所でありました。内(建物)から外(庭)へ出向く重要な接点であり、又庭から建物に入る動線や視線の設いが仕掛け(沓脱ぎ石等)られたデザインが隠されています。
現在建築外構関係の素材感は随分変わり、外回りのアルミサッシ関係が充実し始めると本来我々が身につけている日本人の繊細な感性、か細く優美な姿が失われ、情緒面が孤立しています。
そんな事を思いながら、コスト面を考慮しプランニングをいたしました。
これから連続した軒内空間を使って演奏する場になる事も可能であり、新しい人との交流や出会いの場として生まれ変わる庭になる事を切に願っています。

塗装施工中

既存の材料と三和土の延段の景

延段の景

園路、飛石、軒内の間合い

居間付近より全景

園路と蹲踞付近の景

園路深草砂利仕上げ後地被植栽中

〃

軒内石貼及三和土仕上げ

軒内の連続性を見る 園路、前石、飛石、沓脱石の間合い

居間より全景を望む

軒内越しの石組の全景

近景の石組

側面の延路の景

テーブルとベンチの景

南側より木戸口の景