静岡県浜松市の庭景設計・施工・管理なら『洛風庭匠 大三(だいぞう)』

暮らしの中にやすらぎのある庭景

緑陰の中の金澤邸

新築早々の作庭時は畑の中の一軒家と言う状況でしたが、南側に位置する道路が西尾市国道41号線が開通し、碧南、半田方面につながる動脈となり周辺の環境が一変しました。
設計当時、いずれは道幅が広くなり車の騒音や防風などを防御する必要性を感じ、外周緑に覆われた森の中の疎林をイメージしました。オリジナルの門柱より左側には駐車スペースを確保し、生活の草花果実や菜園を楽しむ場所にしました。
シンプルなアプローチのデザインの形に変化を持たせ、玄関に導く動線がすべての庭の骨格です。
右側の居間付近には明るさの中に緑陰を求めた芝庭とし、左側の和室側には陰影を味わえる苔庭としました。
歩きながら四季折々の樹の肌触りの様相が楽しめる植栽計画を考え、毎年秋には大三で剪定、維持管理を行い調律しています。この土地の環境に馴染んだ樹が育ち始めました。
日頃の清掃、除草、芝刈り等のお世話はなかなか大変だと思いますが、二世帯住居ならではの継続も順調でひと安心です。
楽しく、緊張感のある生活こそ一味違う庭文化の継承です。
夕刻は姉夫妻と姪夫妻の会社のT保養施設での接待を受け雨の三河湾吉良温泉の風景と美食に酔い痴れ、手前の梶島左側は渥美半島、右側は知多半島が薄っすら見え隠れしていました。朝には半田のミツカンミュージアムの施設に御案内して頂き酢作りの歴史や食文化の魅力に触れた体験をしました。
何はともあれ、水の庭の中で出会った新宮晋さんの動く彫刻「水の惑星」に感動し、昨日はT保養施設の中の現代美術の版画は各部屋や各コーナーに所得た展示をしてあり、篠田桃紅さん(書・美術家)の作品に出会うとは思わなかった。
建築の外観は質素でありながら、大浴場や露天風呂、ガラスの境界線や御影石の磨きのディティールが美しい。
化粧水からスリッパまで趣味のいい選択がしてあり予約のとれない施設になるのではないか?いろいろなアーティストが居る中、敬愛する両者の作品との偶然の出会い。旅は明日の希望となるか。




東側の道路より左側はガレ―ジ


ガレージからの出入り口とアプローチ


疎林の中のアプローチ


右側は芝庭、左側は美しい地苔


玄関ポーチ付近


ポーチよりアプローチを見る


居間付近より芝庭を見る


和室の部屋より苔庭の様子


雨のT保養所の一室より


ミツカンミュージアム新宮晋さんの動く彫刻