静岡県浜松市の庭景設計・施工・管理なら『有限会社 大三(だいぞう)』

暮らしの中にやすらぎのある庭景

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2020年9月19日 : 高低差のある庭(大河内邸)
2018年10月にご紹介しましたが、今回は剪定及び中門の四ッ目垣の修復を致しました。閑楽庵の庭にも取り上げましたが、一言で四ッ目垣と言っても江戸風、京風の好みがあり、高さや間、段割の寸法、結束の違いがあります。
大三好み(京風)の四ッ目垣として先端の竹が天に向かい、まばらで乱れ両サイド側の終わり部分の破れ方の工夫を心掛けました。基本中の基本である四ッ目垣、簡単でありそうで所をえた接点の設えが難しいのです。
蹲廻りの竜安寺型手水鉢と六角生け込燈籠の脇に腰の据わった一本の槙の木(イヌマキ)があり、この地方では葉先を刈り込み玉刈りにしてしまいますが、小枝を透かし古葉をむしりをして幹の美しさを引き出し自然風の姿の中に風格を感じさせる手法を取り入れています。



本宅側のアプローチより中門付近


ガレージ側より広隆寺太秦燈籠、新設四ッ目垣の景


離れ側より中門と四ッ目垣の設え


離れ側の蹲居廻りの景


腰の据わった一本の槇の木の姿と中門付近


小枝を透かし古葉むしりをした槙の木

2020年9月19日 : 閑楽庵の露地庭園(小池邸)
2017年9月にて茶庭の覚え書きとして執筆しましたが、今回は剪定及び中門付近の四ッ目垣や竹穂垣(大徳寺垣)、生垣の支柱など、竹や柱の痛みがあり取り換えるように依頼されました。しかし全面取り換えるのではなく柱の下部を一部補強、下部のみをキシラデコールで塗布したり、染縄を結束し直して修復しました。 古色の中に新しい息吹を吹き込み「枯淡の境地」といいますか、枯れ果て淡い色合いと融合した風情こそ茶庭の奥深い美意識ではないでしょうか、、、
四ッ目垣においても古材の竹をあえて一部残し繕いながら気分一新、亭主のおもてなしの心遣いが忍ばれてきます。



道路側の植栽の景


玄関入口の伝い


玄関より飛石の景


筏崩し霰こぼし延段と飛石の景


中門付近の外露地


枝折戸とみだれ四ッ目垣の修復


一部やぶれみだれ四ッ目垣のあしらい


閑楽庵の内露地


飛石と役石の景


貴人口、踏石、落石、飛石、中門の景


蹲廻りの景


修復した竹穂垣

2020年8月26日 : 対偶の庭(ブティック・土井)
排水の詰まりや水勾配の手直し、一部三和土補修の為にお伺いいたしました。
尚、高圧洗浄でアプローチやオブジェを洗浄し、爽やかな夏庭の姿によみがえり気分一新、清々しい思いにひたりました。
これも主人やスタッフの方々の日頃のお世話のおかげです。



店舗のウィンドウより住宅側の景


オブジェ水鏡の景


緑の中住宅へのアプローチ


住宅側から店舗をのぞむ


アプローチとオブジェの景


夏の日差しをさえぎる景

2020年8月17日 : 清潔感ある庭(片岡醫院)
建築設計は浜松のナウハウスさん。場の意図を汲み取った全体の計画が大胆不敵でディティールは細やかな息づかいが感じられます。伝統ある島田市の「片岡醫院」様が2014年新築移転工事に伴い植栽設計、施工工事を依頼され早6年。医院出入口付近の植栽が設計イメージに近づき始めました。建築と庭が爽やかに融合し合い、植栽が夏の日差しを遮りここに来る患者さんの痛みが待ち時間の間、少しでも気持ちを和らげている効果があるのならばこんなうれしいことはありません。清潔感あふれる庭が理想です。



医院出入口の景


医院両サイドの景


医院左側友待ちの景


医院左側より門、駐車場の景


医院右側の植栽の景


医院右側より駐車場の景


医院各部屋の坪の景

2020年8月17日 : 民家の庭(鈴木邸)
既存庭の解体撤去工事より始めて早10年。
今回は下木や下草、徒長枝剪定など清掃を兼ねた仕事の為に訪問しました。
三和土仕上げの上に少しづつ地苔が付着し始め、地力が生まれ落ち着きのある庭に育ちつつあります。
民家再生の第一人者として幅広い活動をしている松本市の降幡廣信先生の事務所での設計で、2014年版の和風住宅(新建新聞社)に浜松の家として掲載されましたが、当時よりも緑が濃く茂り深みが増してきました。
町屋の民家の庭として日本では珍しく廻遊式の枯山水の手法を取り入れた設計とし、風格漂う家の佇まいと調和し奥様自ら除草や清掃に励み益々美しさに磨きかかっています。



門側よりのアプローチの景


玄関入口を望む


段差のあるアプローチの景


玄関入口より雨落ち、アプローチ飛石の接点をみる


一石の浮かせた景石


中門付近より建築と庭の接点


中門より主庭付近の景


建築と庭の接点


主庭付近から枯山水の全景


三段落ちの木の掛樋と手水鉢


側面の石組の景


小橋と州浜の一部、休息処の景


ご挨拶

洛風庭匠 大三通信