静岡県浜松市の庭景設計・施工・管理なら『有限会社 大三(だいぞう)』

暮らしの中にやすらぎのある庭景

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2021年1月8日 : 花謝樹無影(はなしゃしてきにかげなし)


花がしぼみ樹には一枚の葉すらもない。
しかし、再び花を咲かせるための秘めた力が裸木の中に潜む。
                      2021年元旦
皆様の無事息災を願いお祈り致します。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                      池谷 大三郎


庭舎・大三前庭の冬化粧


正月飾り松竹梅


事務所前の花入れ


玄関のお飾り
2020年12月31日 : 篠原の家(鈴木勉邸)
毎年暮れに庭のお手入れが仕事納めとしてお世話になっている鈴木勉邸です。
建築家故T氏設計ののびやかな平屋住宅、西側に通り端があり東西南北それなりのスペースの中に無理のない庭景の仕掛けが潜めています。
第九回浜松市都市景観賞に選ばれた思い出深い家と庭の競演です。苔の中から偶然芽生えた赤松が成長し、点景として風格を感じさせるようになった24年間です。恒例行事になっている正月飾りのオブジェの設えと玄関出入口付近に冬化粧のワラボッチを制作しました。
休憩時に奥様の入れて下さる香り高いコーヒーの味は忘れがたいです。帰り際に渡された鈴恭さん(ジャズボーカリスト鈴木麻美さんの実家が篠原の家)の白焼きの鰻はとてもふくよかなお味でした。
今年もありがとうございました。来年は一陽来復と願いたいです。



通り端の玄関周辺の景


冬化粧の設え


階段付近の景


駐車場より南西外周の景


南東外周の景


内玄関正月飾りオブジェ


北側の中庭


和室前の一人芽生えの赤松付近


リビング付近の景


浴室付近の石組の景


2020年12月31日 : 散策・思索の庭(澤根邸)
40年余前に作庭した澤根邸。今年も年の瀬にお庭のお手入れにお伺いいたしました。
当時は庭の中程に鳥小屋があり、ザクロの木、柿の木、数本の松の木が点在した、昔ながらの農家の住まいの豊かな面影がありました。
故ご夫妻で教師をなさり品格教養が備わり、かつ美的生活を求めて私の提案するプランに賛同して下さり、全面任されて仕事をすることが出来ました。
堀抜けの井戸水があったので水を流す事も出来る、枯山水流れの石組を施し、雑木林の中を散策できるのどかな風情ある庭になりました。
その後本宅、別宅も新築した時に流れの庭を延長改修し、テラスを設けて四季の移り変わりを楽しんでいます。
今ではお孫さんが芝の管理や庭のお世話に関心を持ち三世代でこの庭を守ってくださっている事に改めて感謝です。



母家のアプローチ付近


枯山水流れ


小流れの石組


流れの中のつくばい


つくばいと石橋


石橋とザクロの木


別宅の流れとテラス


別宅の延路


なごりの紅葉
2020年12月31日 : 小流れのある庭(待井邸)
2001年今から19年前の作庭です。
南庭の敷地は細長く、お隣さんの北側の開口部分の視線が気になる状況でした。
目線を遮る為に簾垣を設けて横の線を強調し、和室前の掛樋から流れ落ちる水音を楽しみ、小さな細長い流れの小粋さを求めて流れの脇を渡る沢飛石の変化を設計意図としました。
既存の軒内コンクリート部分をより使い勝手がよいスペースとして御影石の板石、切石を流れの中に入れこませ全体のバランスを整えより細長い庭の構成になりました。
春はシダレザクラの花、初夏にはシャラ、秋はヤマモミジの紅葉やキンモクセイの香りが漂い、冬の季節には玄関先のヤマボウシ株立ちの裸木の美しい幹がお仕事疲れを癒やしてくれています。



なごりの紅葉の庭景


つくばい廻り


つくばい廻り


小流れの沢飛石のあしらい


既存犬走りと御影切石との融合


沢飛石の変化


石橋のあしらい


シダレサクラと小流れの終わり付近
2020年11月27日 : 創作門のある庭 改修(磯部邸)
2019年11月4日に創作門のある庭として投稿しましたが、今春より旧家屋の解体が始まり、新築工事が竣工後11月中旬に庭景改修工事が終了致しました。
南東付近の植栽部分や門、アプローチ(一部増設)は旧庭のままで、西側付近の生垣部分や土留め、玄関ポーチ前のアプローチ、和室、リビングの各部屋の用途をどう接続しながら動線(人の行動)を導くのが大きな設計テーマになりました。
旧庭よりゲートの脇にある蹲踞廻りから和室に向うルート、そして玄関ポーチに渡る飛石の足元のデザインの吟味や変化、建築との融合を考慮しました。リビング付近にはカナリアクォーツの石英石乱貼り仕上げを柔らかな曲線で描き、生活の庭として和室側、芝生部分、さらに北東側のサービスヤード(自転車置き場未定)や勝手口の取り合せをしました。
令嬢がお茶のお稽古を勉強中という事で、玄関を友待ち寄付けと仮定し、蹲踞、霰こぼし畳石を渡り飛石、乗石、二番石、沓脱石に犬走り(軒内)を設けて和室のお部屋に接続する事が出来ました。略式にてお庭の中のお作法が整えられ、気軽に茶事を楽しめる庭になりました。
テラスでは四季の樹木の移り変わりや花、掛樋の水の音、鳥達と戯れ一時の安息したお茶タイムもいいかも、、、
和の中に令和のモダンを求め、日本の自然風景式庭園の手法を取り入れ小さな試みを庭の中に集約させました。                                       池谷大三郎



門柱廻り


南側の雑木の景


西側の新設部分


玄関アプローチ付近


ポーチよりアプローチ一部新設


蹲踞付近よりの景


新設霰こぼし畳石


和室付近よりの景


芝部分より建築を眺める


テラスと沓脱石のあしらい


テラスより近景、中景、遠景の植栽と三和土


テラス捨てコン作業中


カナリアクォーツ乱貼り作業中


一部アプローチ新設 下地


三重砂利洗い出し仕上げ


沓脱ぎ石廻りの犬走り、深草砂利仕上げ


霰こぼし畳石作業中

ご挨拶

洛風庭匠 大三通信