静岡県浜松市の庭景設計・施工・管理なら『洛風庭匠 大三(だいぞう)』

暮らしの中にやすらぎのある庭景

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2019年8月28日 : 2019 Open Art
早朝からの雄たけびの蝉の声が鳴りひそめ、ひと雨ごとに季節は刻々と変化しています。
ご機嫌いかがでしょうか。拝察いたします。

第3回 浜松OpenArtのチラシが事務局から送られてきました。
2019年10月26日~11月3日まで浜松街中アートギャラリー及び浜松城公園野外アート展が開催されます。
ちなみに池谷大三郎は浜松城公園にて出展予定です。どのような作品になるかわかりませんが、イメージスケッチを添付しました。








2019年7月8日 : 緑陰の中の金澤邸
新築早々の作庭時は畑の中の一軒家と言う状況でしたが、南側に位置する道路が西尾市国道41号線が開通し、碧南、半田方面につながる動脈となり周辺の環境が一変しました。
設計当時、いずれは道幅が広くなり車の騒音や防風などを防御する必要性を感じ、外周緑に覆われた森の中の疎林をイメージしました。オリジナルの門柱より左側には駐車スペースを確保し、生活の草花果実や菜園を楽しむ場所にしました。
シンプルなアプローチのデザインの形に変化を持たせ、玄関に導く動線がすべての庭の骨格です。
右側の居間付近には明るさの中に緑陰を求めた芝庭とし、左側の和室側には陰影を味わえる苔庭としました。
歩きながら四季折々の樹の肌触りの様相が楽しめる植栽計画を考え、毎年秋には大三で剪定、維持管理を行い調律しています。この土地の環境に馴染んだ樹が育ち始めました。
日頃の清掃、除草、芝刈り等のお世話はなかなか大変だと思いますが、二世帯住居ならではの継続も順調でひと安心です。
楽しく、緊張感のある生活こそ一味違う庭文化の継承です。
夕刻は姉夫妻と姪夫妻の会社のT保養施設での接待を受け雨の三河湾吉良温泉の風景と美食に酔い痴れ、手前の梶島左側は渥美半島、右側は知多半島が薄っすら見え隠れしていました。朝には半田のミツカンミュージアムの施設に御案内して頂き酢作りの歴史や食文化の魅力に触れた体験をしました。
何はともあれ、水の庭の中で出会った新宮晋さんの動く彫刻「水の惑星」に感動し、昨日はT保養施設の中の現代美術の版画は各部屋や各コーナーに所得た展示をしてあり、篠田桃紅さん(書・美術家)の作品に出会うとは思わなかった。
建築の外観は質素でありながら、大浴場や露天風呂、ガラスの境界線や御影石の磨きのディティールが美しい。
化粧水からスリッパまで趣味のいい選択がしてあり予約のとれない施設になるのではないか?いろいろなアーティストが居る中、敬愛する両者の作品との偶然の出会い。旅は明日の希望となるか。




東側の道路より左側はガレ―ジ


ガレージからの出入り口とアプローチ


疎林の中のアプローチ


右側は芝庭、左側は美しい地苔


玄関ポーチ付近


ポーチよりアプローチを見る


居間付近より芝庭を見る


和室の部屋より苔庭の様子


雨のT保養所の一室より


ミツカンミュージアム新宮晋さんの動く彫刻

2019年6月4日 : 浜松の家(民家の庭)
2018年1月17日に南表門、アプローチ、南庭付近を投稿していますが、今回は北東の冠木門、車庫、勝手口、離れの一部付近の庭景です。当家にあった材料を再生し、生活の中に樹の花や緑を楽しむ場として、又管理のしやすい設計、施工を致しました。近郊には太平洋の海が南側にあり、集落のほとんどがマキの垣根に囲まれ、冬の西風のからっ風や台風の暴風の為の防風や防火、夏の炎暑を遮り水害の一部を防ぐ重要な役目を果たす効果的な知恵が先達にはありました。しかし、最近は経済効率だけを考え高木のマキを低く切断したり、取り払ってフェンスなどに変える家もあり、世代交代の時を向え最後に残った浜松ならではの美しいマキの生垣の集落の景観が失う事がないように切に願っております。






水田越しの冠木門と槇の生垣


北東の冠木門、車出入口野面積みと三和土土間


勝手口周辺と車庫一部


勝手口入口付近


南庭離れより北庭へ


南庭より北庭への延路


既存大谷石の再生デザイン


車庫、門扉より勝手口への通路


勝手口から車庫、既存大谷石のテラス周辺


テラスより車庫、門を見る。ガクアジサイなど


テラスより離れ角のサンシュウと三和土仕上げ


離れ部分の筏崩し延段


旧お蔵の伊豆石を使っての石組と植栽

2019年5月29日 : ガーデンライフの家(宮木邸)

旧東海道沿道添いの交差点東側にガレージと出入口の門扉がある、その限られた場に高低差を付けた「モダンな小さな森の緑陰の中へ」をテーマにした設計、施工をしました。ゆるやかな曲線の階段を上がる二階部分が玄関入口です。
三階建のコートハウスの家で一階の一部分が店舗になっています。
クライアントご夫妻が緑や草花を愛し、朝、夕お世話に勤しんでガーデンライフを楽しんでいます。
二階の庭は全面テラス風に改装し、生活の中でインテリアや緑、花、メダカ等の生き物と共存していて、とても趣味のいい感性豊かな住まい方だと感心しています。



沿道添いの交差点、出入口の門扉と車庫付近


出入口踊場付近の小さな森の中へ


イギリス、コッツウオルド産の石灰岩のコバ積みと乱貼り


階段右側の御影石平石のテーブル(下部に給水口とホース収納)とコバ積みの取り合せ


階段上部より門扉、石貼り、水鉢を見る


二階テラスのジュンベリーの赤い実やフェイジュア、アジサイの花など


二階テラスの中庭、一階から伸びきったヒメシャラ株やヤマボウシ


2019年5月21日 : 市野町の庭(池谷邸)
大三創業初期の頃に手掛けた小滝と小流れのある思い出深い庭です。
40余年の歳月を隔てて生き延びた姿には黙して語らず、未だ未定の庭ではありますが大地に根付き磁力が生まれてきました。
施主は私と14歳も離れた兄の家です。夫妻と共に書画や骨董を愛し、お酒や旅、温泉を楽しんだ悠々自適の生活を送られ、まさしく晴耕雨読の日々を過ごしました。この春85歳の誕生日を迎えて亡くなり、生前こよなく愛していた盆栽なども手入れが行き届かなくなりやむを得ず一部を再現して、ほとんどを処分しました。ヒメシャラや小物のツバキなどの木を残し駐車スペースを広く確保し、菜園にはキュウリやナス、トマト、ピーマンなどを植えてこの夏には収穫が出来そうです。
私の幼年時代、実家の父が庭で瓢箪を植えて棚を作り縁側で家族と共に楽しみました。秋には収穫して口元に種が出るだけの穴をあけて、しばらく水の中につけて腐らせ種を出し乾燥した瓢箪に「春風や闘志抱きて丘に立つ」虚子と、兄がその頃墨で書いてくれました。心に沁み入り、心の拠り所の元になっています。今でも大切にすすびた小さな瓢箪が事務所の棚に吊るしてあります。
  令和元年5月18日「善禎史教居士」墓に眠る。



飛石を渡り、手を清め、縁側より和室の中へ


柔らかいマキの透かしの寄せ植えと施主の趣味の古壺


小滝の滝つぼ廻りの石組の景


沢飛石と流れの形態


小滝と流れの細部


リビング前の余白、後方には回遊の道


石橋の石組と深山幽谷の景


盆栽置場周辺の現況


片付け、整地、菜園、ヒメシャラの緑陰


善禎史教居士 安養寺墓地に眠る


事務所の中で大切にしている物


ご挨拶

洛風庭匠 大三通信