静岡県浜松市の庭景設計・施工・管理なら『洛風庭匠 大三(だいぞう)』

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2018年4月18日 : 半田山 龍泉寺 駐車場レンガ工事
大三設計の普通車13台、軽自動車5台分をレンガを使い駐車スペースのラインを引き、一味違う柔らかい肌触りのあるお寺の境内ならではの心遣いの駐車場が完成しました。



仮設位置出し、地割、水盛遣り方1


仮設位置出し、地割、水盛遣り方2


掘り削り、地業、型枠、ワイヤーメッシュ


型枠、ベースコンクリート打設


ベースコンクリートの上にモルタルレンガ据付


レンガ敷のライン


駐車スペース天竜川石砂利敷転圧


車止配置


車止配置その他砕石転圧

2018年4月18日 : 半田山 龍泉寺 根回し
彫刻家水野欣三郎居士が制作寄贈された滋母観音菩薩さまの裏側にあるヤマボウシ、ヤマツバキの木を行く先に移転計画があるそうで、ご住職より根回しの依頼がありました。
昨今では簡単に伐採をし、新たに仕入れた方が安くつくとかでそこに存在する樹の生きざまを尊重する姿勢や思いが希薄になりました。経済効率だけの考え方だけではなく、樹に対する尊敬の念を思うことしかリです。
先達から伝わる伝統の根回しの技法を久しぶりに行いました。
移植に先立ち根元の廻りを掘り、主な根を残し根周りの根15cm位の裏表の樹皮を小刀でしっかり削り太根を徐々に弱めていく為です。小根は鋏で切断してその間細根の発生を促します。作業が終われば元どうりに土を埋め戻し灌水を致します。
一年か半年くらい経てば太根を切っても移植が可能になるはずです。



滋母観音菩薩像の裏側にある木


太根を残し細根を切断


手鏡を使って太根の裏表の樹皮を小刀で削る


埋め戻し作業途中

2018年3月16日 : 溝口さんの別邸、悠久庵
小山町まちづくり専門監である氏が自ら設計された処女作と言ってもいい住宅です。
手打ち蕎麦の会のご縁で以前から知り合いの溝口さんから庭の相談をもちかけられ、早急に理解と実行に移すことが出来て庭師冥利に尽きる思いでした。
既存の樹木などもいかしながらの改修工事となり、住宅と庭の関係を見極めて時がたっても風情が失われなく品格を漂う庭であり訪問者が集いの庭としての場であって頂きたいと願いました。
今回は大徳寺垣の柱を取り換え、除草や剪定、防除(マシン油)致しました。


数寄屋門と塀を巡らす入口付近



アプローチ周辺の景


雨の中白椿の落花、石組の景


竹穂垣(大徳寺垣)と破れ四ッ目垣つくろい


南西側より創作延段の景


駐車場側より


東庭の植栽と飛石の伝い


2018年3月16日 : 玉木邸の茶庭(坪庭)
茶道・書道・歌道を極めた玉木幸子さんの三回忌法要を迎えられ「妻の生きた証に歌集を」というご主人のお気持ちで「手を翳したき」という歌集が上梓(じょうし)されました。
物の上や顔の前に手や物をさしかけて光を遮る表現を「翳す」(かざす)という言葉の意味は重く、深く心象風景として受け留める事が出来ました。
数々ある歌の中から三首抜粋させて頂きます。
「窓影の吾が居ることを知らぬらし庭の水鉢に羽根あらう鳥」
「羽根あらい飛びたつ鳥の水鉢のみずとび散らす春の夕ぐれ」
「手入れする庭師の動き軽やかに庭の明るさひとしお増しぬ」
その鳥と共有した至福の刻、気持ち良くなって飛びたっていった春の夕ぐれどきの憂愁、私達の仕事ぶりもしずやかな庭の風景として歌われていました。
ご冥福をお祈り致します。



玄関前のしつらえ


外露地のアプローチ


中門付近、四ッ目垣と結界棒新設


内露地の蹲踞と織部燈籠


深草三和土の軒内と飛石、踏石、雨落ち敷炭など


窓側より幸子さんが眺められていた水鉢


2018年3月5日 : 応賀寺 光陰の庭
浜名湖周辺の明るい風光に包まれた鏡光山応賀寺・山門より右手奥には薬師堂、参道を行く右側には客殿位牌堂と寺務所があり、参道沿い南側に開かれ変形した山畔の景観をもつ貴重な場の中に2002年(平成14年春)に完成した光陰の庭があります。
客殿前庭付近の本庭は近景、中景、遠景という三段階の空間構成によって創庭されています。
テーマとしては近景は水(霞)、中景は光(黄昏)、遠景は風(青嵐)。時々刻々と変化して行く自然観の時間と空間との関係の推移を抽象化し、又は具現化し透過する景観としての庭を「枯山水」と「林泉回遊式庭園」という日本庭園の歴史的手法を取り入れ平成時代の感覚にふさわしい祈りの形を再構成いたしました。
今回は寺務所付近の既存樹のヤマモミジや百日紅、山椿、サクランボの木がある手付かずの丘を整備し土留めを兼ねた石組を施し、光陰の庭と一体になるように接続し草木の花が四季折々楽しめる「山辺の道の庭」としました。



光陰の庭 石組


光陰の庭 石組


寺務所前の現況


手付かずの丘付近


光陰の庭に続く現況


寺務所前の解体


土留めを兼ねた石の配置


土留めを兼ねた石


最終の留石


寺務所前の石組


小道の出入り口付近


土留めを兼ねた石組


土留めを兼ねた石組終了


寺務所前の出入口


植栽完成


小道の出入口完成


光陰の庭に接続する小道


三方の小道



ご挨拶

洛風庭匠 大三通信